まっくろくろすけ

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昭和49年9月6日実施（香里1ヶ月と1日）
　体重：3920g
　身長：53.0cm
　胸囲：37.5cm
　頭囲：36.5cm  

おばあちゃんは学校の先生だった。
なぜ学校の先生になったのか・・・・
それは、耳が大きかったからだそうだ。

ゆうおばあちゃんは、香里のおばあちゃん。
香里のお父さんの芳雄さんのお母さん。

ゆうおばあさんの耳は大きいし耳たぶもたっぷりある。
さわると柔らかくて気持ち良いので私が小さい頃はよくさわっていた。

おばあちゃんの女学生時代の写真を見たことがあるが、
三つ編みだったせいもあり、大きな耳がとても目立っていた。
おばあちゃんも若い頃は気にしていたらしい。

そんな耳を持つおばあちゃんは、若い時分
おばあちゃんのお父さん（私はお会いしたことがない）から
「おまえは器量が悪い。お嫁に行けないと悪いから、学校の先生になれ！」
と言われたそうだ。
器量とは、容貌(ようぼう)、顔立ち、みめ、のこと。

さいわい、結婚したから孫の私がいるのだが、
この話を聞いたときには、失礼ながら大笑いした。
話したおばあちゃんも昔のことを思い出して楽しそうだった。